そちゃ待ちdiary

好きなことを好きなだけ。

未定



遡ること2018年末。

それは突然だった。
自担の活動休止。
ツイッターで知った。


現実を受け止められなくて、
ぼーっとしながら聡ちゃんのメッセージを見た。

「いやまさか」「そんな訳ないじゃん」。
信じられない。信じたくない。
まさかね。そんな軽い気持ちのまま読みすすめていく。

ひとつひとつ丁寧な言葉たちの中で見つけた
"家族のようなメンバー"
"愛するファンの皆様"。



これを見た瞬間、「聡ちゃんだ。」と思った。
聡ちゃんらしい言葉だと思った。

これは現実なんだ、と理解した瞬間
涙がこぼれた。






わたしは何度もSexyZoneから離れようと、.いや、離れたいと思った。
結果離れられなかった。
そこは笑うとこだ。
大いに笑ってくれ。(笑えない)




ツアー、円盤、シングル、アルバム。
新しい仕事が決まるたび、
毎回心から喜んだ。
それでも、何処かにいつも寂しさが存在する。

「大丈夫だよ」「5人だよ」って
言ってくれているのに。
5人でトップに立つ『未来』を
語ってくれているのに。
わたしは『過去』に気を取られていた。
亡霊みたいに。



わたしのこの気持ちが、
見えない誰かを、
そして彼らを、
重荷に感じさせてしまったらどうしよう。

そんな自分に嫌気がさした。
こんなにもだいすきなのに。

それでも。
4人に救われて、
聡ちゃんに救われて、
優しいセクラバさんに救われて、
気づいたらここまで来ていた。






そして2020年8月12日。
わたしはこの日を一生忘れない。

わたしはその知らせを再びツイッターで知ることとなった。

仕事の仮眠の後、寝ぼけながらツイッターを開く。
いつもと明らかに様子が違う。

「聡ちゃん?」「聡ちゃんがどうしたの?」「メール来た」「動画見てくる」
「動画開かないんだけど」(あるある)

そんな言葉がタイムラインに流れていた。



それを見た瞬間、
正直に言うと1番に思ったことは
「あぁ、帰ってこないのかもしれない」
ということだった。
1年9ヶ月前のあの日の記憶が蘇る。



「帰ってこないのかもしれない」
と思ったのはなぜなのか、
自分でもよくわからない。
もし違ったら?
という気持ちによる防衛反応だったのかもしれない。



「聡ちゃんがどの道を選んでも、
    聡ちゃんらしく生きれる道なら、
    応援するって決めてる」。
そう言い聞かせて動画を再生する。

パッと4人が映し出され、まず4人が本当に嬉しそうな顔をしていることに驚いた。

ふうまくんの「嬉しいお知らせがあります」。
それを聞いた瞬間やっと
「もしかして」
と思った。



勝利くんに肩を組まれてはにかみながら
真ん中に来た聡ちゃん。
何度も何度も見てきた、
あの頃と何も変わらない風景。

5人だった。
笑ってた。
ずっとずっと、
心からまた見たかったあの光景が在った。



「(聡ちゃんが)いなかった曲も松島の曲でもありますから」

もうあれは『過去』の話なんだ。
本当に帰ってきたんだ。
涙が止まらなかった。





辛いこと。悲しいこと。苦しいこと。
大切な人に何もできなくて
やるせない気持ちになること。

どれもこれも
見て見ぬ振りをしても、
避けることはできない。
できなかった。



それでも
信じること、思いやること、
離れていても繋がっていて
気持ちを受け止めてくれる
優しい人がいるということ

辛い世界もあるけれど、
こんなにも綺麗な世界があるんだってこと。
SexyZoneに教えてもらった。



ずっとずっと
言いたかった言葉。

聡ちゃんおかえり。
5人のSexyZone
おかえり。




『未来』の彼らが、
幸せでありますように。
夢に見た光景にたくさん会えますように。



『今』この5人で。

2020/8/15  🐄